南太平洋の島国トンガ付近の海底火山で15日に起きた噴火で、同国や周辺諸国のほか日本や米国など太平洋沿岸の広範囲な地域に津波が押し寄せました。
トンガは通信ラインが遮断され、被害の把握や安否確認が難航したようです。
噴火した火山は昨年12月ごろから活動が活発化しており、一部の専門家は「1000年に1度」の大規模噴火との見方を示していました。
噴火したのは、トンガの首都ヌクアロファの北方約65キロにあるフンガトンガ・フンガハアパイ火山でした。
報道などによれば、噴火の地響きが数分にわたり続き、火山灰や煙などが上空に吹き上がったそうです。
この噴火の影響なのか、日本では津波が発生しました。
2022年01月21日