鹿児島大学や琉球大学でつくる「奄美リュウキュウアユ保全研究会」は、奄美大島だけに生息する絶滅危惧種リュウキュウアユの個体が2019年の調査と比べて2万6528匹となり65%増えて、この5年間で最も多かったと発表されました。
奄美大島15河川で生息状況を調べられて、ほぼ全ての河川で前回より増え、最も多かったのは奄美市住用の役勝川で、2万2057匹もいたそうです。
産卵期の気温が低く、仔稚魚の生息率が高かったことが要因だと考えられています。
4000匹まで減った2017年の危機的状況から回復傾向にあるそうです。
リュウキュウアユは、1970年代に沖縄で絶滅して、環境省レッドリストで絶滅の危険が極めて高い接滅危惧1Aに分類されている。
海や川の自然が、少しでもいい方向に向かうことは、嬉しいことですよね。
2022年01月11日