今日は、滋賀県草津市の観光スポットをいくつかご紹介させていただきます。
①三大神社
「砂ずりの藤」とよばれる藤の大樹で有名な神社です。
毎年、4月下旬から5月上旬にかけて藤の開花時期ともなりますと多くの参拝者で賑わいます。
本殿玉垣のなかに建つ石灯篭は鎌倉時代のもので、国の重要文化財に指定されています。
5月の例祭にサンヤレ踊りが奉納されます。
②清宗塚
壇ノ浦の合戦で平家を破った源義経によって父平宗盛とともに捕虜となった清宗は鎌倉から京へ上る途中、本地に於いて斬刑に処せられました。
父が潔く斬首されたことを知った清宗は最後に西方浄土に向かい、手を合わせ、堀弥太郎景光の一刀にて首を落とされました。
時に清宗十七歳でありました。
邸宅の門の左横には、アベマキ(樹齢150年)とエノキ(樹齢100年)の大木があります。
③伊砂砂神社
「草津宿の旧中山道沿いに鎮座する古社で、檜皮葺(ひわだぶき)一間社流造の本殿は全体に細身造りの中にも風雅な趣を湛え、室町時代の作風を今によく伝えていることから「国の重要文化財」に指定されています。
主祭神の「石長比賣命(イワナガヒメノミコト)」さまは、山の神様「大山祇命(オオヤマツミノミコト)」さまの長媛(おさひめ)さまで、大変気立てが良く、健康で長生きをされた神様として知られています。
石長比賣命さまをご本殿にお祀りする神社は全国的にも少なく、神様の御神徳を慕って遠くからもお詣りが増えています。
2021年11月19日