政府は8日、新型コロナ感染症対策分科会(尾身会長)を開き、緊急事態宣言発令などの目安である新型コロナ感染状況の指標について、新規感染者数を重視したこれまでの「ステージ」分類を改め、新たに医療提供体制に着目した「レベル」分類で示すこととなりました。
感染状況を医療がひっぱくしない水準に抑え、社会経済、日常生活を取り戻すことが目的で、新規感染者数は注視されますが、医療ひっ迫の状況をより重視するということです。
指標を改めるのは、国民の7割超でワクチンの2回接種が終わり、重症化リスクが一定程度低減したとみられていることが背景にあるようです。
社会経済活動の促進に向けて、指標も医療提供体制の状況に着目する方向に転換されるようです。
新型コロナ感染者数がかなり減ってきて、少し安心できる状況になりつつありますが、引き続き、マスクと手洗いは自分の身を守る方法として続けていきましょう。
2021年11月12日