小児科では、15年ほど前は摂食障害で受診する子供の多くは中学生だったのですが、この5年ほどは10代前半が圧倒的に増えているそうです。
肥満度が‐20%以下でやせ傾向の児童は、3%前後と肥満傾向児の3分の1以下にもかかわらず、病院を受診するのは圧倒的に瘦せている子供が多いそうです。
子供の肥満は、将来の生活習慣病につながるものの、10年くらいかけて蓄積されていくので小児のうちに何か病気を発症することは少ないそうです。しかし、やせは大人も子供も命にかかわることなのです。
食べられていない子供は、水分摂取量も十分でないため、脱水症状などで意識障害やけいれんを起こすこともあるそうです。
本人に自覚がないのが摂食障害の特徴と言われています。
子供たちが、そうならないように親が気を付けてくださいね。
2021年11月12日