今日は、古民家について少しお話します。
古民家は、気候風土やその土地で採れる材木、その土地の大工さん、左官屋さん、瓦屋さんなどで建てられるので、その土地土地で違いがあるようです。
古民家の定義があるわけではありませんが、主に大正時代以前に伝統構法で建てられた家を指しています。
古民家再生・古民家リノベーション・古民家リフォームなどにも、明確な定義はありません。
古い梁や柱を活かして昔の技を用いて強度を考慮しながら屋根や間取り、土台などを作り替えることが古民家再生で、構造材の大幅な変更を伴わず部分的に回収するのが古民家リノベーション・古民家リフォームと言われているようです。
古民家は、単に実用性だけでなく、デザインや美意識も叶えてきたのですが、昭和の中期から次第に途絶えつつあり、今はごく一部の宮大工さんが受け継いでおられるようです。
「今の時代、新しく古民家を建てることはできません」なぜなら、技の継承が途絶えたことと欅の木や栗材などが手に入らないからです。
「先祖から引き継いだものだから」「となりのトトロに出てくるような家に住みたい」など理由は様々でしょうが、古民家に住むのであれば次の世代に文化を引き渡す大事なバトンを持っているのだと思ってほしいです。大切にして下さいませ。
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2021年10月17日